2/3(土)

みなさんこんばんは。

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KTM690DUKE-R/13モデル、フロントフォークオーバーホールを行いました。去年の5月頃オーバーホール作業を行ないましたが、再度オイル漏れ起こしてしまいました。インナーチューブに縦傷があり、研磨にて仕上げましたが見立てが甘かったです。。。クレーム作業として行いました。インナーチューブを再度取り外し、今回は再メッキ加工を行い仕上げました。

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排気量や仕様を問わず、DUKE系のインナーチューブは小さな傷が入ったり変磨耗をする車両が多い気がします。今後の作業も注意深く行ないたいと思います。 大変お手数をお掛けいたしました。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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ZX10R用、WP4618リアショックのオーバーホールを行いました。ハイスピードCOMP、ロースピードCOMPが独立したリアショックです。ピストン径も大きく、サブタンク容量も十分な豪華なリアショックだと思います。油圧PAもセットされています。分解点検の結果、ピストンロッドに幾つかの細かな傷が入っていて若干のオイル滲みもありました。お客さもと相談の結果、今後の使用状況を考慮して再メッキ加工を行いました。

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再メッキ加工が仕上がって来て作業再開です。オイルシールヘッドの分解です。オイルシールはXリングタイプが使われています。オイル漏れのリスクはありますが、フリクションが少ないタイプです。シールのバックアップリングとスクレーパーの役割と思われます樹脂製のスペーサー、またDUブッシュを交換しセンタリングを行い組み付けました。

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エア抜き作業は通常通りしつこく丁寧に(笑)。サブタンク/フリーピストンの位置決めを行い窒素を封入しました。

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一度納品させていただきました。今後スプリングレートの変更を行ないます。スプリングの入荷まで今しばらくだけお待ち下さい。お仕事のご用命をいただき誠にありがとうございます。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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そして今週最後の作業です。SHERCO/SEFR300のリアショックオーバーホールを行いました。初回点検といったところですが、若干の寸法調整も行いました。軽快な300CCですが、250に比べるとやっぱりエンジンや車体廻りの重さが伝わってきます。排気量以外は全く同じ構成パーツですのでクランクマスという一点に尽きると思っていますが、不思議です。笑  押される感じの重さとやや腰高なイメージを車高を低くしてカバーできればと単純に考えました。まずは試してみたいと思います。タイヤも交換しました。去年モデルでも使っていたX20です。馴染みのあるタイヤの方が何かと解り易いかな?といったところです。

今週もお疲れ様でした。お問い合わせ、お仕事のご用命をいただきましたお客さま、ありがとうございました。

ではではみなさん、良い週末をー。

 

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