みなさんこんばんは。
KTM690SMC/2009モデルのサスペンションリバルビングを行いました。新車で購入され年数は経過しましたが、走行距離はそれ程伸びていないとても綺麗な車体です。大事に所有されてきました。大柄なお客様ですが、初期作動など固さを感じるという事で定期メンテナンスと合わせてリバルビングを行いました。
インナーチューブ研磨はメンテナンスでは必ず行う作業です。リバルビング作業時にはフォークスプリングも磨いて組付けを行っています。
リバルビング内容はボトムフィーリングの強度を保ちつつ、特に初期作動の改善を意識しました。
このタイプのリアショックシリンダーはプリロードアジャスターのねじピッチが細目で、またボディーとプリロードナットがアルミ同士という事で、かじってしまっている物が多く、今回もボディーとナットのねじ山修正を行いました。また、合わせてXTRIG製のプリロードアジャスターの取り付けを行いました。リアショックを車体にセットする際、アジャスターボルトがどの位置に来ると一番良いか等、レイアウト確認を行いながらセットしました。
一連の作業の仕上げは試運転です。今回も楽しく走行させて頂きました。笑 その後の走行フィーリングは如何でしょうか。この度は作業のご用命を頂き、誠にありがとうございました。