みなさんこんばんは。
KTM125EXC/4CSフロントフォークのメンテナンスを行いました。4CS初年度のタイプになります。以前に一度メンテナンスを行っているフォークですが、再度フィーリングに違和感があるということでした。よく乗られている常連のお客さまです。
分解点検の結果ですが、インナーカートリッジ内の機密が保たれていなくて、インナーロッドがスムーズに作動しませんでした。4CSフォークではありがちな状況です。インナーチューブも立て傷、とまでは至らないのですが、たてすじがかなり多くて、これをきれいに磨いて修正しました。
今回は14モデルの内容物に変更するモデファイまで行いました。KTM純正パーツでも、ピストンキットの他に、ハイドロストップまでキットパーツになって現在は販売されています。やっぱり世界的に需要があるんだと思います。
写真が今回交換しましたパーツとなります。消耗パーツとしましては、オイルシール、ダストシールのほかに、インナーカートリッジ内の細かなOリング類も全て交換しました。
完成です。正常な作動状況に戻ったということでメッセージをいただきました。14モデルのパーツ組み込みもかなり効果が出てフィーリング良好との事でした。
いつもご依頼いただき大変ありがとうございます。