みなさん、こんばんは。

マーニ、オーストラリアのリアショックメンテナンスのご依頼をいただきました。ＷＰのモノショック、サブタンクが別体のタイプになります。今回は通常のメンテナンスに加えて、ショックスプリングの変更も行いました。正直に、ショック本体には馴染みがあるのですが、車体に関しては、、といったところですので、お客様の使用状況や体格などを考えてスプリングの選択を行いました。

オーバーホールは通常に行いました。一点問題があったのですが、サブタンクのキャップのねじ山が傷んでいました。最初のメーカーの組み付け時なのか、前回作業時なのかは不明なのですが、これを修正しました。キャップの取り外し自体、割と難易度があると思います。しっかり暖めて、特殊工具でまわします。窒素ガスの洩れを防ぐため、キャップのＯリングと、フリーピストンのＯリングを交換するためです。

シリンダー側に張り付いたアルミを時間をかけて取り除きます。アルミキャップのねじ山修正は簡単なんですけどね。

出来上がりです。新車時から標準で装備されているリアショックということですが、ショックボディー本体を見てもそれが伺えます。

オイルシール、細かなＯリング類、ブッシュなど交換させていただきました。バネレートは2レート下げています。走行フィーリングは如何でしたでしょうか。

お仕事のご依頼、大変ありがとうございました。