みなさんこんばんは。
KTM250EXC.SIXDAYS、14モデルのサスペンションモデファイを行ないました。
遠方からのお客さまです。ありがとうございます。
モデファイの内容は、まずはシート高で20MMのローダウン。そしてリバルビングとなります。作業を進めていく段階で気が付いたのですが、この車両は14モデルのはずですがニードル(オイルロックさせるパーツ)が13モデルのパーツが使われていました。受け側のハイドロストップ(筒)は14用が組んでありました。以前もこんな車両を見たことがあるのですが、どういった経緯なのでしょうか。。
こちらも同様です。左の二つは14モデル用。右が13用です。組みつけられていたのは13用でした。TOPキャップを取り外した時、インナーロッド内にオイルが入ってしまっていたため、いずれにしても交換をしようと思っていたパーツです。ちなみにリバウンドアジャスターニードルとなります。Oリングが付いていて、インナーロッドの内側にオイルが入るのを防いでいます。14用は13に比べてわずかに寸法が大きくなります。
こちらはモデファイ用のパーツです。プレッシャータンク内のスプリングを交換します。STDよりもバネレートの弱いものを準備しています。初期作動に影響してきます。
その他、僕オリジナルのシムのセット、20MMのローダウン、それに伴いフロントフォークのショートスプリングを組み付けました。フォークスプリングは4.0Nでスタンダードにセットしました。
リアショック作業風景。こちらもリバルビングを行ないました。基本的なセットの方向は、ヘアスクランブル系のレースで疲れずに走行出来る事と、その中での難所を上手く走破出来ること、というリクエストでした。リアショックは当然PDSです。NO1ピストン、NO2ピストンのシムの配列を各々ソフト方向に入れ替えを行ないました。
フィーリング、良かったですとのメッセージをいただきました。うれしいですねー(笑)。引き続き、ご連絡をお待ちしています。
お仕事のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。