日別アーカイブ: 2020年10月25日

10/24(土)

みなさんこんばんは。

P1070813 P1070821

KTM.RC8/2009モデルのステアリングダンパーオーバーホールを行いました。長くメンテナンスされていなかったという事で、オイル漏れと構成パーツにダメージが目立ちました。シリンダーキャップも固着気味で熱を加えながら少しずつ緩めるという作業で忍耐力が問われる作業となりました。

P1070820

各部オイルシール/Oリング類の交換、ピストンロッド研磨、キャップとシリンダーのねじ山の目立て等行い組み上げました。その後不具合等有りましたら、何でもご連絡をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

P1070892 P1070893

ハスクバーナTE125/2016モデルのWPフロントフォークのオーバーホールを行いました。前回作業から暫く、一年半程の使用期間です。ハードエンデューロを主に活躍されているお客さまからのご依頼でした。プレッシャータンク関連のパーツ類にダメージが多く見られました。オイル汚れも進行していましたし、ハードセクションへのアタックでサスペンションへの負担がかなり有るのだと感じました。通常の定期交換パーツに加えて、タンク廻りのXリング、ブッシュの交換も行いました。

P1070894 P1070891

パーツ交換後もタンクの動きがスムーズでなかったため、カートリッジアウターチューブとの当たりを調整しました。本来なら新品パーツ交換が早くて確実なのですが、高価な価格設定でしたので修正でフォローしました。前回作業で交換を行っていますインナーチューブは今回は小傷は目立ちましたが良いコンディションでした。フォークガードを堅固な物に作り変えているという事で、かなり成果が出ていますね。笑

P1070899

きれいに仕上がりました。その後も問題無く走行出来ているでしょうか。いつもご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

 

 

P1080080

今週最後の作業です。先週初乗りを行った自前のハスクバーナのオイル交換を行いました。初回走行後には必ず行いたい作業です。軽量コンパクトという車両は理想的で、現在ではおおよそのレーサーがこれに当たると思いますが、このハスクバーナも相当な物です。クロスパーク勝沼の雨上がりで手強いコンディションだったのですがとても楽しくて夢中になれました。笑笑 この系統の車両は16モデルのKTM250SXFから久しぶりの所有になるのですが、あの頃感じたゴツゴツしたエンジントルクも全く無くてスムーズな吹け上がりになっていました。16モデルでは初期型であまり好きではなかったエアフォークも何の違和感も無く走行出来るレベルに仕上がっていました。。。最新のモトクロッサーはとっても簡単で楽しいマシンですよ。笑

P1080081

車両が入荷するまでガード類やその他取り付けたいパーツの手配を全くしていなかったのですが、とりあえずフロントフォークだけ準備しました。ずっとテストしてきている内容です。この車両用にも1セット作ってみました。明日は久しぶりのドライコンディションだと良いですね。

 

今週もお疲れ様でした。お問い合わせをいただきましたお客さま、大変ありがとうございました。

それではみなさん、良い週末を。