KTM250EXC.SIXDAYS/16モデルのサスペンションオーバーホール。

みなさんこんばんは。

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KTM250EXC.SIXDAYS/16モデルのサスペンションオーバーホールを行いました。久しぶりのOHだったと思います。分解点検の内容から、しっかり乗っていらっしゃるお客さまの印象です。まずはリアショックの作業から行いました。リバウンドアジャスターが固着気味でしたので、無理に回転させずゆっくりとアジャスターを取り外しました。錆が浸透していたクランプ内の洗浄/グリスアップを行うためにピストンロッド/アンダークランプを分解しました。

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サブタンクの壁面です。フリーピストンとの当たりが悪く偏磨耗していました。ガス室とオイル室をピストンのOリング一本で隔てています。再使用はリスクがありますのでタンクを交換しました。KTM純正パーツではシリンダーまでのコンプリートになるパーツですので、リーズナブルに済ませるべく在庫品の中古パーツを使用しました。

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T-BOXというスプリングリテーナーが装着されていました。過去に試運転した事があるのですが、何だかとても良い乗り味でした。初期作動がとても良いんです。その時は構造を理解していなかったのですが、今回腑に落ちました。笑 ニードルベアリングのグリスアップ、受けのプレート二枚の研磨、スプリングのグリスアップを行ないました。

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フロントフォークの作業です。シムの隙間に異物がかみ込んでいる事がありますので、ナットを緩めてシムの隙間を作って洗浄しています。

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4CSフロントフォークのカートリッジ8MMのシールは必ず交換します。アウター室とカートリッジ内を仕切るとても重要なシールです。

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きれいに仕上がりました。次回の作業もしっかり行いたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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