KTM350FR/12モデル、メンテナンス。

みなさんこんばんは。

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KTM350フリーライド、メンテナンスの続きになります。本日はエンジンメンテナンス。ピストンリングを交換し、エンジンヘッドのオーバーホールを行ないました。走行250時間という事で、点検するには良いタイミングだったと思います。インテーク側のタペットクリアランスが結構詰まっていて、バルブ自体もこれからどんどん減りますよー、という雰囲気でしたので交換させていただきました。このエンジンはスチール製のバルブですので、すり合わせなども行なえて、仕事をちゃんと行なえた感がありますね(笑)。なんといってもチタンバルブよりも低コストで済ませられるのがとても良いです。

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バルブの組み付け作業です。前回同じ作業を行なったのが、確か250SXFの13モデルでした。シリンダーヘッド壁面とバルブスプリングのクリアランスが狭くて、スプリングコンプレッサーを削って改良しました。今回はスムーズに進みましたよ。

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エンジン作業を終えて、フィニッシュに向かいます。配線類のレイアウトをすっきり、というかノーマル同様にまとめました。FIトラブル予防で、スロットルボディーに繋がる配線類にグリスを詰めて接続しました。

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最後にスプロケット及びチェーン交換を行ないました。サスペンションOH、リンケージ、ステムベアリングのグリスアップも含めて、大作となりました。後は試運転です。どんなあんばいでしょうか。問題無いはずです。

試運転後、ご連絡いたします。

いつもご用命いただき、誠にありがとうございます。

 

 

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