みなさんこんばんは。
ＫＴＭ150ＳＸ/20モデルのサスペンションＯＨ及びリバルビングを行いました。モトクロスのトレーニングとエンデューロ競技に使用される予定のお客さまです。ジャンプやハイスピード走行に対応してロックセクションやウッズライディングも出来る様にセットするのはなかなか難しいですが、いろいろ工夫してみました。
ＣＯＭＰ/ＲＥＢ側ピストンのリバルビングを行い、プレッシャースプリングをソフトに変更しました。フォークのタイプはＷＰ/ＡＥＲです。コイルスプリング式よりも断然軽快感は感じますが、接地感という面ではやや劣るイメージです。この辺りの改善が出来るかがポイントとなると思います。
リアショックの作業です。シムの積層はソフト方向にセットしました。またサブタンクはフリーピストン式からブラッダー式へ変更しました。ＷＰ純正のオプションパーツです。初期作動が改善されてソフトなフィーリングが得られます。かなりお勧めの仕様だと思います。
定期メンテナンスとして、リアショックピストンロッドに少し深めの縦傷が見られました。それ程走行距離は伸びていませんがこんな事も時々有ります。オイル漏れの症状も若干有りましたので、入念に研磨を行い仕上げました。 初回テストは自分が走行させていただいたのですが、ノーマルと比較してかなり良いフィーリングだと感じました。が、、その後の走行フィーリングは如何でしょうか？？。またいろいろ教えて下さい。笑 いつもご用命をいただき、大変ありがとうございますーー。
